じゃあ私は黒馬に乗った王子様に助けられた話を。

○年前、まだ私が華の女子高生（古い）だった頃。
部活の帰り、薄暗い住宅地を歩いていると、後ろから誰かが着けてくる気配が。
やだなーと思い早歩きしても、相手もぴったりくっついて離れない。
走っても追いかけてくるし、痴漢（勝手に決めつけ）はどんどん近づいてくる！

もう完全にパニクっちゃって、「やだやだやだやだ！！」
とか何とか叫びながら涙、涎、鼻汁ダラダラで逃げていると、
後ろからバババババッとけたたましいエンジン音が聞こえてきました。
振り返ると、痴漢が黒いバイクに乗った西部劇の銀行強盗みたいな兄ちゃん
（黒いハット被って顔にバンダナでマスク、腰にホルスター）から
後頭部にラリアット食らってひっくり返ってる瞬間でした。

兄ちゃんはのびてる痴漢にとどめの蹴りをかますと、顔中ベタベタの私に横付けして
「とりあえず顔拭きなよ」と顔に巻いたバンダナを差し出してくれました。

兄ちゃんは近所の人で、庭でバイクの修理をしていたところ私の叫び声を聞いて
修理中のバイクで駆けつけてくれたそうです。ホルスターに見えたのは工具入れ（？）でした。

その後痴漢を道路に転がしたまま兄ちゃんは私を家までバイクで送ってくれて、
せめてお礼（と両親に報告）をと思い家に入って貰おうとしましたが、
「ホラ、俺汚いから（笑」とバイクに跨りまたバババババッ！と爆音を響かせ何処かへ消えてしまいました…。

未だにあの時借りたバンダナを兄ちゃんにすぐ返してしまった事を悔やみます。
「洗濯して返しますから」とか言って預かっとけばきっと今ごろは…（ｽﾚﾁ

・・・本当に痴漢だったのかが気になる。一応警察呼ぼうよ。

>>883
走っても走って追ってきたんだから、痴漢か変質者でいいんじゃない？
用があるなら｢落し物ですよ！｣とか声かけてくるだろうしさ。

>>889
暗い夜道、静かな住宅地は意外に音が反響するからね。
何かあってからじゃ遅いけど、本当に何かあるのかどうかの判断も重要。
取り敢えずボコった後でも通報すれば真実が明らかになったでしょ。
もし本物なら捕まえておかないと、より過激な手段に出ることも考えられるし。