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引用元: 今までにあった修羅場を語れ【その7】

993: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)09:48:08 ID:Sj2
長文すみません。

2年付き合った彼氏と結婚話が出て、
彼とうちの両親の間で結納をいつにするかって話になった時、
彼側から、親戚と相談しなきゃいけないからちょっと待ってみたいに言われて
親戚と相談ってなんぞ?と不思議に思って彼に聞いたら
「うち本家だから分家にも了解とらんといかんし」と言われ、ますます分からなかった。
彼の家には何度もお邪魔してて、彼のお母さんともお姉さんとも普通に仲良くしてたし。
そしたらしばらくして反対してる者がいると言われた。
理由は「資産らしい資産がない家の娘さんを本家の長男の嫁に迎えるのはいかがなものか」と。
私の実家は85坪の土地とその上に建つ築10年(当時)の5LDKの家。
それは資産のうちに入らないと言う。家なんてものは持ってて当り前のものらしい。
「え!?そういうものなの?」って彼に聞いたら「まぁそうだろうね」と。
「あなたのご両親はどう言ってるの?」って聞いたら
「本家とは言え、分家の意見無視するわけにもいかないし、今度また話し合うみたいだよ」って言われた。
実は私、24歳のその時まで実家が農家って人は彼氏にも友達にもいなかった。
みんな自営業とかサラリーマン。漁師ってのもあったっけ。
本家とか分家って言葉がリアルに耳に入ったのは初めてで、なんだか別世界みたいな感覚がした。
そして何故私の両親が誰の援助もなく苦労して苦労して建てたマイホームを
侮辱されなきゃいけないのかと強い憤りにかられた。
それで「結婚、お互いにもう一度冷静になって考えた方がいいのかも知れないね」って言ったら
彼氏ビックリして「いやいや、それが前提での話じゃん」って言うけど私にはそうは思えなかった。
その日はギクシャクしたまま別れて、家に帰って考えていたら
夜になって彼から電話がかかってきた。
「例の件(資産のこと)で反対してた親戚、OKが出たよ」って言われたけど「で?」って気分にしかならなかった。
嬉しいとか良かったとかそんな気持ちに全くなれなかった。
そしてその後、またビックリする話が出た。
「でも私子んちの本籍がここと違うからってんで、親戚が今度の土日に調べてくるらしいんだ。
 それで何も問題なければ結婚OKらしいよ」って嬉しそうに話した。

994: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)09:51:30 ID:Sj2
本籍が違うのは、うちの父が転勤であちこち行って
私の高校受験を機にこっちに家を建てたからだってことは話してあったけど
世の中には悪い事をして本籍に居られない人もいるから念のためなんだって。
言ってる意味は分かるけど、親戚が調べるってなんなんだ?
どんなたいそうな農家なんだ。チャッカマンで燃やせそうな家なのに。
本家本家って、その本家がその程度なのに、財産目当ての結婚とか警戒でもしてんのか?
なんかもう私の中で、彼の家(ていうか一族)に対する嫌悪感がドロドロドロドロ湧いてきて
もうどうにもこうにも結婚なんて考えられなくなっていた。
それで私の方から彼に結婚は白紙、別れを切り出した。
彼は全く意味が分からないと言ったふう。
とにかく彼の家族の一員になれる自信が全くないし、
色んな意味で価値観が違い過ぎる、別世界のようだ、などなど、聞かれるままに結婚をやめた理由を言った。
彼は彼で、そのひとつひとつが“何故それを疑問に思うのか理解できない”と言った。
だから結局は育ってきた世界が違うし、考え方が違い過ぎる、
おなじような環境で育った人と結婚した方があなたも幸せになれると思う、
歩み寄りは無理と言って別れて来た。
それで一件落着にはならなかった。
それから半月ほど、彼の親戚か知り合いか分からないけど明らかに関係者からの
嫌がらせの電話が毎日続いた。
のんびりした口調でクドクドと「本家に対する侮辱に対して謝罪しろ」という内容。
当時、私の父は単身赴任で週末しかいなかったから、家には母と弟の3人で最初は少し怖かった。
でもだんだん腹が立ってきて、電話がかかってきたら受話器を置いて放置していた。
弟は悪ノリして受話器に向かって放屁したりしてたw
でもキリがないので、私から彼にもう一度電話して、これまでの電話は全て録音してある(嘘)。
今後辞めないようならこれを持って警察に相談に行くので、周知しておいてほしいと言い
やっと終了した。
もちろん農家全てがこんなだとは思っていない。
後に知り合った農家の人も農家出身の人も素敵な人は沢山いる。
だけど膿家の闇の深さは衝撃だった。

995: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)12:18:40 ID:4Bd
>>993
本家・分家とか、しきたりとかが当たり前の人じゃないと無理だと思う。
正月と盆と法事は修行!ぐらいの覚悟がないと乗り越えられないわ。

996: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)12:32:54 ID:JAf
平成元年に田舎の女子高を卒業したおばちゃんです。
私の時代も「本家がー分家がー」なんつってる高校生がいましたが
そこから四半世紀過ぎた今でもまだそんな家があるんですねぇ。
高校生の間の事なので「分家の子のクセにウチよりイイ物持って生意気!」とか
そういうみみっちい諍いでしたがね。
田舎とはいえ私は普通のサラリーマン家庭の子で家も県庁所在地wにあったので
イマイチわからん感覚だわぁと思いましたがおばちゃんになった今でもやっぱり分かりません。

「家風が合わない」というのは立派に婚約破棄の理由として成り立ちます。
次のいい人を見つけるために頑張ってくださいませ。

999: 名無しさん@おーぷん 2015/01/30(金)14:02:58 ID:SCI
>>994
うわー、別れて大正解じゃん
結婚前に自爆してくれて良かったね

コメント

 コメント一覧 (1)

    • 1. スカッと名無し
    • 2018年08月08日 00:30
    • というか分家になめられてる本家自体たいしたものじゃないよな。
      本家というのは分家を従えてこそ。
      分家の了解なしにってのはそりゃ大名とか華族とかならありうるかもしれんが時代が時代だしね。農民風情が本家ってせめて室町以前から遡れるくらいならまだしも、そういう家に限ってたいした歴史もないんだよな。
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