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引用元: 胸がスーッとする武勇伝を聞かせて下さい!(51)

323: おさかなくわえた名無しさん 2007/04/21(土) 19:03:55 ID:1S8uDpc1
254 名前: おさかなくわえた名無しさん Mail: sage 投稿日: 2007/04/21(土) 10:59:55 ID: BIAlOrMp
電車で帰省していた時のこと。
 結構まんべんなく人が座っているくらいの乗車率で、私は優先席付近に立っ
ていたのだが、貧血を起こしてしまい床にしゃがみこんだ。
 すると優先席に座っていた老夫婦の片方(おじいさん)が席を譲ってくれ
た。私も最初は遠慮したが「わしは健康だけどアンタ具合悪そうだし、優先
席はジジババの為だけのもんじゃないよ」と言って下さったし、おばあさん
のほうも勧めて下さったので座らせてもらった。貧血が回復したら立つか移動
しようと思いながら。
 で、しばらく座っていたら、とある停車駅でおばちゃん二人が乗ってきた。
 そのおばちゃん、暫く席を探して車内をうろついていたが、生憎満席だった
らしくドアの方に戻ってきた。そしてドア付近に立ったまま喋り出したのだが
その内容が丸聞こえ。「あの子老人立たせて座ってるわよ」「私たちだって
立ってるのにねぇ」「これだから最近の若い子は……」と完全に私に文句を
言っている。
 なんかいたたまれなくなって立とうとするも、まだ具合が悪くて立てそうに
ない。私の様子に気付いたおばあさんが「いいのよ気にしないで」と言って下
さるものの肩身の狭い思いをしてたら、おじいさんがキレた。
 おじいさんはそのおばちゃん二人に歩み寄って行って
「確かにあの子は若いが、具合が悪いからわしが席を譲ったんだ。あんたら見
た所座らなきゃいけないようなトシでも身体でもないだろうが。悪口言ってる
暇があったら少し他人のこと考えたらどうだ」
 と穏やかだが説得力のある口調で窘めた。
 おばちゃん二人、最初は呆然とおじいさんを見ていたが、結局コソコソと
車両を移っていった。
 戻ってきたおじいさんは、私に「あんなの気にする必要ないからね」と朗ら
かに笑っていた。
 こんな人と結婚できたおばあさんは幸せだと思った。


324: おさかなくわえた名無しさん 2007/04/21(土) 19:12:15 ID:Lq35WyM4
そこでおじいさんに惹かれた私は、おじいさんを私の膝の上に座らせた。
おじいさんは「ありがてぇありがてぇ」と満面の笑みでお辞儀。
すぐにおばあさんがおじいさんの腕をつかんで立ち上がらせた。
私も無理に引き止めはしなかった。


325: おさかなくわえた名無しさん 2007/04/21(土) 19:13:27 ID:Lm/UtvEL
おまwwwww


326: おさかなくわえた名無しさん 2007/04/21(土) 19:14:55 ID:8etiLo3e
>>324
胸がスーッとしたのに、リロードして吹いたwwwwてめえ!


327: おさかなくわえた名無しさん 2007/04/21(土) 19:25:26 ID:qWE8bP4i
>>323
素敵だ。おばあさん本当に幸せだな。
おばさんたちの旦那はどんな人なんだろうか。


328: おさかなくわえた名無しさん 2007/04/21(土) 21:05:23 ID:0GoRhEAk
>>323-324
ワロンwwwwwwwwww


329: おさかなくわえた名無しさん 2007/04/22(日) 00:30:40 ID:KZknQ34e
>>323
やっべ 酒吹いたwwww


330: おさかなくわえた名無しさん 2007/04/22(日) 00:32:45 ID:MHTsXbag
トシ取ってるからって誰もを尊敬出来るもんじゃない
が、>>323のご夫妻は心から尊敬出来るかたがたですね


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